2002年7月 東京と大阪の食文化の違い

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02 / 7 / 29 / mon
土曜日の夜、見るともなしにテレビを見ていると、
BS2でなにやらコンサートが始った。 しかもバッキンガム宮殿の中庭で。
なにそれ?!で、もっとよく見ていると、エリザベス女王の戴冠50周年を祝う
ロック・コンサートだということが判ってきた。
英国の若手ポップ・スターから往年のロックスターまで、出演者盛り沢山。
ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、エリック・クラプトン、
クリフ・リチャード、トム・ジョーンズ、ロッド・スチュワート、
トニー・ベネット、ブライアン・メイらクィーンのメンバー、
ジョー・コッカー、ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)、
ブライアン・アダムズ、オジー・オズボーンなどなど。
ちょっと信じられない贅沢なコンサートです。
女王に捧げるのが反体制の象徴だったロック、というのも可笑しいよね。
今はそういう時代なんだ。

歳を重ねても雰囲気のまったく変らないスターもいれば、
哀しいくらい老けた姿をさらすスターもいて、感慨ひとしお。
私自身もあの頃からいかに歳をとったかを思いしらされる。
もとユーリズミックスのアニーレノックスなんかは、
20年前とまったく変らないように見えるのが不思議だ。
それとは対象的なのが、フィルコリンズとオジーオズボーン。
ムードも体型もさほど変わりないんだけど、
二人とも毒というかアクが抜けたのか、
私にはただの焼き鳥屋のオヤジにしか見えなかった。

米国のR&Bやモータウンナンバーなどをメドレーで歌うサービスもあり、
60年代以降の英国・米国のロック・ポップスが
少しずつ味わえるような演出になっていた。
大規模な「青春のポップス(NHK)」といったことろ。
私のお目当てのアーティストは結局誰も出なかったけど、
そんなにたくさん出てたら時間内に納まらないもんね。

実は私は80年代洋楽の熱狂的なファン。
英・米問わずお気に入りのアーティストがたくさんいて、
当時は必死の思いでコンサートチケットを手に入れた。
「ベストヒットUSA」や「MTV」などの音楽番組も全盛で、
毎週欠かさずテレビにかじりついて夢中で見ていた。
でも、この時代の音楽は懐かしいというより、
いまだ鮮度を失っていないように思う。
信じられないくらいのビックアーティストが
ものすごい数活躍していた、夢のような時代。
この時代に強く影響を受けた最新の楽曲が、そこかしこに流れているから、
終わっていないような錯覚に陥るのかな?ほんと、そっくりさんいっぱいだ。
まだまだレコードの時代だっただけに、
最近出ているベスト版のCDを買うのには抵抗があったけど、
あまり頑固にならず買ってみようかな。
そして、それをそっと聴きながら、
夜中に一人で踊っていたりして・・・こわっ(^_^;)
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02 / 7 / 26 / fri
ひつこいようだけど、ほんとに暑い。
こうも暑いと意味もなく不機嫌になります。
朝、目が覚めて一番にすることは、クーラーのスイッチ入れ。
寝室のクーラーには「おやすみ」タイマーはあるけど、
なぜか「おめざめ」タイマーがない。
だから、毎朝、寝ぼけた頭でリモコンのスイッチを入れる。
少ししたら部屋が涼しくなるので、やっと快適な気分で
ベットから起き上がり、朝の準備にとりかかることが出来る。
これはここ最近の大事な日課でもあり、一種の儀式なのです。

それなのに、今朝 あるはずの場所にリモコンがない!!!
いくら周りをさがしても、ベットの下を覗き込んでもまったく見つからない。
"Oh my God! " 一大事です! あせりで汗はダラダラ、胸はドキドキ。
いらいらいらいらいらいらいらいらいら・・・ (-_-;)
そして怒りの鉾先は、最後にリモコンを使った主人に向かったのでした。

「リモコン、どこやったの〜 (`_´メ) 」とっても陰険な声で、
まだぐっすり寝ている主人の背中を指でツンツン突いてやる。
私はかなりの低血圧なので、基本的に朝は機嫌が悪いの。
普段は意識的にテンションあげて、機嫌の良い演技しているのだけど、
今日は本来の姿まるだし。自分でも情けないくらいイヤな奴。
寝起きの悪さと、暑さと、リモコンがないの三拍子揃ったもんだから、
ひさびさに物凄い不機嫌になってしまいました。
そんな様子を察してか、必死になってリモコン探しをする気の毒な主人。
そのとき「あった〜!」と、本当に運よく主人が見つけ出したのでした。
どうやら寝ている間に主人の手に当たり、物の間にすっぽり入り込んでしまったみたい。
よかった、これで一件落着。何事も無かったかのように、我家の朝は始まったのでした。
と、なればいいのだけど、一度頂点に達した私の怒りはなかなか納まらない。
しかも、何に怒ってるのか自分でもよく分らない。
ただただ、悪夢のような暑さとリモコン探しに理性を失ったみたい。
今はただ、懺悔の気持ち一杯です・・・とほほ。 (;;)
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02 / 7 / 24 / wed
毎日暑いですねー!
脂肪いっぱいだから、溶けてしまいそう。
いや、いっそうのこと溶けてくれるとありがたいけど。
道のあっちでもこっちでもみんな、粘りのある脂肪を
ドロドロと垂らしながら歩く昼下がり。
う〜んシュールだわ・・・。

と、私の脳みそが破壊しかけているわけは、
暑さのせいだけではないのです。
少し前、台所でのこと。ちょっと小麦粉を使おうと、
棚の奥から保存瓶を取り出したのです。
残り少ないのでそろそろ買い足さないと、なんて考えながら、
瓶の中を見るともなしに見てみると・・・・。
ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
粉と同じような色の小さい虫がウヨウヨ、残り少ない粉の中を
動き回っているのです。無数の虫が。

しかし、私も強くなったものです。もっと若いときなら
失神しそうな絵ズラだったけど、とっさにビニール袋に開け、
小麦粉をその中に入れて、しっかり口を締めゴミ箱に捨てた。
そして強力粉の入った別の瓶を確かめるほどの冷静な行動。
その後は台所の粉という粉を全部確認しました、ほとんど反射的に。

不思議ですね、一瞬だけどなんか予感がしたのです。
以前パスタに虫がついていた、という話をどこかで目にして、
それが小麦粉を取り出す際に頭をよぎったのです。
だから、わざわざ中を覗き込んだの。
意識して見てないと、きっと気がつかなかったと思う。
いつから湧いてたのか、今となっては考えたくないけど・・・。

で、そのとき冷静だった私ですが、あとになって思い出して
ジワジワ寒気が襲ってくるのです。当分頭から離れそうにありません。(泣)
密封する瓶に入れていたのになぜ? あ〜キモチワルイ。
あとは冷蔵庫に入れるくらいしか対策の方法がないのです。
いま、粉恐怖症にかかっています。
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02 / 7 / 20 / sat

実際はもっと素晴らしいんだけど、

私の腕の限界です。





昨夜は横浜の山下公園前の海上で打ち上げられる
「みなと祭り国際花火大会」に行って来ました。
極端な人混みが苦手で、花火大会は
ここ10年くらい行かなかったけど、
やっぱり昨日も物凄い人・人・人。
ちゃんと見れるのか心配したけど、
いい場所が奇跡的に見つかって、
じっくり花火見物させてもらいました。
やっぱり生は迫力がありますね〜。
細かい色の変化がはっきり見えて、
大輪の花火が連発されると、
赤・青・黄・緑の極彩色の競演が
美しいのなんのって!
もっと間近で見られたなら・・・なんて、
欲が出てくるのですが、朝から席取りしなくては
いけないらしく、肝心の花火の打ち上げ時には、
きっと熱射病で倒れているに違いない。
感激するのも楽じゃないです。

その後は土用の丑ということもあり、
「うなぎ」を食べに行きました。
あぶらの乗った美味しいうなぎが、
夏バテぎみの身体にエネルギーを
与えてくれますように♪
関東風は蒸してから焼くので、
とても柔らかく食べやすい。
タレも関西に比べてあっさりめ。
たまにあの濃く甘いタレが恋しく
なるけど、これはこれで大満足。

その店で面白いもの発見。
壁に緊急避難用器具の説明プレートが貼って
あるんだけど、その名も「オリロー」。
そこは2階座敷席だったので、
1階に避難するためのもので、
「オリロー」で「おりろー!」。
主人は関心なさそうたけど、
私ひとりで大ウケしてしまいました。

近くの席に一見上品そうな初老夫婦が居て、注文してから40分も待たされてるらしく、店員さんにものすごい剣幕で捲し立ててるの。怒る気持ちは分るけど、そこまでキレるか?っていうくらい。
以前金沢を旅行した時も同じような光景があって、そのご夫婦と雰囲気がすごく似てたので、 同じ人かと思うくらい怒りの種類が似てた。その時も店側になにか不満があったらしく、 「イチゲンの東京モンだと思って、馬鹿にしてる!」なんて筋ちがいなこと言って周りを引かせていた。

怒り方って大事ですね。ああいった人達はどこにでもいるけど、相手の立場に立てなくて、常に被害者意識ばかりが強いの。だから見てる周りも、店側に同情してしまう。昨日はたまたま花火流れで若いお客が多かったので、その老夫婦と私達以外、ニ階の座敷きは20歳そこそこの茶髪の男女ばかり。 隣の席のカップルはヒソヒソと「あーいう言い方は人間性疑うよね・・・」って女の子が冷静に判断下したら、「でも、そういう局面もあるんじゃないか」なんてこれまた客観的に答えてる男の子が可笑しかった。もう少し団体になると、まわりの凍りついた雰囲気を和ませようと、さりげなくだけど一生懸命気を使ってる様子が見えたり、みんなそれに助けられたって感じ。きみ達の方がずっと大人だよ。

その他もろもろ、昨日は若い子達に助けてもらう場面が多く、
正直、普段は外見で偏見視しているような子達を、
とても愛情溢れる寛大な目で見てる、単純な私でした。
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02 / 7 / 19 / fri

これが「鳥肌の立つカレー」だ!


レトルトとは思えない。
実はいま、レトルトのカレーにはまっています。
レトルトカレーといえば◯ンカレーとか
◯クレカレーしか、思い浮かばない私。
でも、近頃のは(いつごろからか知らないけど)
美味しいんですねー! びっくりです。
とくに、インドカレー系のものが美味しい。
今日は朝から食べてしまいました。
「小野員裕の鳥肌の立つカレー」という
すごいネーミング。
この小野員裕という人はカレー研究家で、
究極の味を求めて1000軒以上の専門店を
食べ歩き、本も出しているそう。
そんな人が作ったカレー。
楽しみたなー、どんな味かなー。
「ライスとルーは別々に盛り付けてください」
と書かれている。よし、そうしよう!

本格インドカレーらしく、かなりサラサラ。
タイカレーにちかいくらいのサラサラさ。
具のたまねぎ・にんじん・じゃがいもは
まったく陰も形もない。
表面に大量の油分が浮かんでいる。
これをインドレストランで目にしても
驚かないが、家庭で見るにはちとツライかも・・・。
大きめの鶏肉が3つほど、とてもしっとり
柔らかく煮込まれている。
味は案外さっぱりとしてキレとコクがある。
かなり本格的。ただ、このルーに対して、
日本の白米では無理があるように感じる。
ナンもしくはタイ米じゃないと合わない。
ステッキーライス(タイ風おこわ)で
食べれば、かなり美味しいのでは。
少しでも白米に水分が染込まないうちに、
すぐに口に運ばないと、せっかくのキレが台無し。
まして一緒にお皿に盛ったりしたら、
きっと悲惨なことになるだろう。
美味しいけど完成度が高過ぎて、
条件つきじゃないと食べられない。
家庭では白米に合うカレーが食べたいなぁ。
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02 / 7 / 17 / wed
体調崩して更新が遅れてしまいましたが、
今日は東京と大阪の食文化の違いについてお話したいと思います。
これについては数々あると思いますが、
有名なところを簡単にあげていくと、
 ( 関 東 )         ( 関 西 )
「きつね」そば   ←----→   「たぬき」そば
うなぎの背開き   ←----→   うなぎの腹開き
酢醤油のところてん ←----→   黒蜜のところてん
にぎりの江戸前寿司 ←----→   箱寿司の関西寿司
  濃口醤油    ←----→     薄口醤油 
「煮る」すき焼き  ←----→  「焼く」すき焼き

ざっとこんなところでしょうか。
意外だったのが、関東では豚肉がよく消費され、
関西では牛肉がよく消費されるということです。

「肉」と言えば・・・
関東で肉と言えば「牛」「豚」「鶏」などを差して言うのに対して、
関西で肉と言えばまず「牛」を連想するのではないでしょうか。
それもそのはず、関西より西の地域の牛肉消費量は東の約3倍だそう。
寒さの厳しい東日本では脂肪分の多い豚肉が好まれ、
一方、早くから海外の文化の影響を受けていた西日本は
牛肉が好まれるようになったのがその理由だそうです。
松坂牛や神戸牛など、ブランド牛が西日本に多いのも納得ですね。
そして、あの家庭料理の定番「肉じゃが」も、関東は豚肉が主流で、
関西は牛肉が主流なんです。知ってました?
だから関西では「肉まん」ではなく、あえて「豚まん」と呼ぶわけね。

「天ぷら」と「天ぷら」
「天ぷら」と言えば、どんなものを想像します?
普通はえびや野菜などに衣をつけて、カラッと揚げたアレですよね。
でも、関西では「薩摩揚げ」のことも「天ぷら」と呼びます。
江戸で生まれた「天ぷら」も、もちろん「天ぷら」と呼ぶので
二つの「天ぷら」が存在することになるのです。
イントネーションもまったく同じなので、あらためて考えると
とても紛らわしい話です。でも、子供の頃からどちらの「天ぷら」を
指すのか悩んだ記憶がないので、関西人は状況でスグに判断できる
センサーがついているものと思われます。
でも、「薩摩揚げ」の方は家庭料理としては手間がかかりすぎるので、
買ってくるものと認識され、一方「天ぷら」は家で作るものという意識があるので、
「『天ぷら』買ってくる」と言えば、ほぼ「薩摩揚げ」で間違いないでしょう。
それにしても今日まで、これで混乱しなかったことが不思議です。

今回で大阪の文化についての話は終わりです。
歴史的背景から生まれる文化の違いは、
なに一つ否定できないものがあります。
そして、思った以上に個人の性格に反映されているようです。
※「関東」と「関西」こんなに違う事典(日本博学倶楽部著、PHP文庫)を
 参考にしました。

ところで、大阪人に聞きたい!
大阪では「お好み焼き」をおかずにごはんを食べる、
と言われていますが(TVなどで)本当にそんなことする?
ランチ時に、男性などはお好み焼きだけではお腹が空くので
「ごはんのセット」なるものが存在するにはしますが、
基本的にごはんとは食べないよね?どぉ〜?
(なんで、ムキになってる?)
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02 / 7 / 12 / fri
昨日の夜は、各自そとで食事を済ませる予定だったので、
ごはんの仕度をすることもなく、おもいっきりラクチン!
いつもはコンビニのお弁当を「美味しそ・・・」と指をくわえて
眺めていたので、今日はそれにしよう!と閃いたのでした。
でも、いざ買うとなるとなかなか食べたいものがありません。
散々迷って悩んだあげく、最終的に選んだのがサラダとサンドイッチ。
それでもなんだか嬉しくて、家に帰るなり食べはじめたのです♪
が、そのサラダに世にも恐ろしい落とし穴があるとは・・・。
中に入っていたドレッシングは、二つに折ってプチューと出すヤツ。
(わかる人にしか分らない)
以前使ったことあると思いつつ、二つ折りにして力を入れた途端、
もの凄い勢いでドレッシングの液体が顔めがけて飛んできたのです。
まさにドレッシングのシャワーです、大袈裟ではなく。
おかげで顔面ドレッシングだらけ、いきなりの事態にどれだけショックだったか!
こんなコントみたいな状況、そうそうあるもんじゃないです。
オイルや酢が目の中にまで入って染みる、染みる。(x_x)
石鹸やシャンプーを誤って目に入れる人はいても、
ドレッシングを目に入れた人は世界広しと言えども、私ひとり?
表裏を間違える、ちょっとしたミスだったのに、散々なことに・・・。
一転、みじめで哀しい夕食になってしまいました。 (;;)
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02 / 7 / 10 / wed
関西以外の人達が、TVやマスコミに刷り込まれて、
誤解しているであろう「不思議の国」の大阪人についてです。
ひとくちに大阪人といっても、おおまかにキタとミナミに分かれます。
キタというのは主に阪神間に住む人達で、どちらかと言えば東京的で都会的。
対して南海電車やJR阪和線、近鉄沿線に住む人達をミナミの人と呼ぶそうです。
こちらは人情味の厚い、少しアクの強い『吉本』のような世界です。

なぜそうなるのかと言うと、キタはおしゃれな新興住宅地帯が多く、
いろんな地方から移り住んだ人が多いため、どちらかと言えば上方風無国籍。
(余談ですが、この住宅地を創りあげたメンバーはのちに、
東京の田園調布を創る際にも参加していたそうです。)
一方、ミナミは旧河内国や和泉国の色が濃いので、
荒々しく、アクの強いイメージになる。(例えば巨人の清原みたいな)
あくまでもこれは大まかな話であって、ミナミにも新興住宅地はあり、
そこに住む人達は上方風無国籍と言えます。まさに子供の頃の私がそうでした。

小学校・中学校時代をミナミでありながらキタ系地域で過ごし、
ミナミの大阪弁に触れる機会がほとんどなかったので、
高校時代にミナミ系の人達と接することが多くなったとき、
あまりの迫力に本当に怖じけづいてしまいました。
同じ大阪弁でもイントネーションがまったく違うのです。
この違いは文章で説明はできないのですが、
「大阪人と日本人」(PHP文庫)によると
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ミナミでは「俺な」「私な」と言うのが、キタに行くと「俺ね」「私ね」に
なることが多い。また、東京で「そうね」という相槌も、ミナミでは
「そうやんか」「そやんか」が、キタでは「そうやね」になる。
総体的にミナミの方が、早口で口数も多く賑々しい。だから耳につき易い。
TVやCMで大阪弁として扱われているのは、ほとんどがこのミナミの言葉である。
しかし、地元の人口比でいうと、キタの地域の方が多いくらいなのである。
ミナミの言葉の方がインパクトが強くエネルギッシュであるといえる。
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あえて船場言葉を使う商社などは別として、
ビジネスの世界などでは、どこに住んでいてもほぼ上方風無国籍。
ドラマに出てくるやりとりは、まったく作り事だと言えます。
面白いエピソードを教えてもらいました。
浅野裕子さんなどの関西出身の女優さんが、大阪が舞台のドラマで、
生の大阪弁で演技したところ、方言指導の方にクレームをつけられたそうです。
大阪らしくないって。「んな、あほな」ですよね。 (^o^)
私もよく大阪人らしくないと言われますが、三代続いた生粋の大阪人です。
ネイティブ大阪弁は、今は上方風無国籍が主流のようです。
そして狭い大阪でも、キタとミナミの互いのこだわりは、
思った以上の根深いのかもしれません。
どちらが良い悪いではなく、これが今の大阪の姿です。
次の大阪ネタは「食文化」に関してです。ラスト1回になりますデス。
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02 / 7 / 6 / sat

ハワイアンのリズムに乗って♪

会場の屋上から見える夕暮れ
横浜港の大さん橋国際旅客ターミナルで開催された、
Yokohama Hawaii Festivalに行ってきました。
ここに来るのは初めてですが、それもそのはず
6月にリニューアルオープンしたばかり。
国際設計コンペによって選ばれた
英国在住の建築家によるデザインで、
スロープやエレベーターで移動できる
バリアフリーになっています。
屋上部分は板張りで、波をイメージした
曲面からなる壮大なデザイン。
そこから見える夕暮れどきの横浜港の風景は
どこか異国を想わせるようで、
とってもロマンティック。
自分が客船に乗っているような気分にも浸れ、
デートコースに絶対おすすめ!

会場に着いたのはもう5時過ぎ。
ハワイアンライブも残りあと3組ということもあって、
すっかり温まったコンサート会場と化してました。
意外にも年輩のご夫婦が多く、老いも若きも
ハワイアンのリズムに合わせて、み〜んなノリノリ。
こんなコンサート風景ってめずらしい。
みんなで一緒に楽しめるのが
まさにハワイの魅力なんだな。
そんなハワイ波にすっかり癒され、
大満足の催しでした。
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02 / 7 / 3 / wed
今、PHP文庫から出ている「大阪人と日本人」(藤本義一+丹波元)を読んでいます。
大阪人を他の地域と(というかほとんど関東)統計などを使って比較・研究し、細か
く分析している内容で、大阪人の私などが読むと終始うなずき放しです。
そして、私個人の性格だと思っていたことが、実は大阪人特有の気質だったと知り、
幸か不幸か、自分がいかに浪速っ子であるかを思い知らされています。

この本によると大阪は日本の中の外国だということ、これは冗談ではなく真面目な話。
大阪人でありながら、現在関東に住む私にはその意味が痛いほど理解できます。
早い話「ラテン系」だということ。ラテンはラテンでも、イタリアの南部(ナポリな
ど)と限定されていて、風物は別として、行動がすごく似通っているらし。
反対に日本人は総じてゲルマン系に近いらしく、そこにポツンとラテン系が入るわけ
だから、かなり奇異に写るのも納得できる。
私もうすうす感じていたので、膝をポンと叩いた感じ。
絶対、人種が違うのではないか・・・あの地域だけ外国のようだもん。

吉本のお笑いが全国的になったために、大阪的なものがデフォルメされ間違って
伝わっている部分が大きい気もしますが、実際大阪に住んでみると別の意味で、
それ以上の驚きがあるかもしれません。
この話はとても一日では書き切れないので、何度かに分けてお話したいと思います。
えっ、もう結構って?!(;;)
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02 / 7 / 1 / mon
さぁ、7月です。「どからど〜した」って感じですが、なんだか新鮮です。
サッカーワールドカップも終わり、祭りの後の空虚な感じが日本中に
立ちこめているかもしれませんが、私はいたって元気です。
というのも、いまMANA☆ROOMのリニューアルに燃えているからなのです。
以前、このサイトのテーマを「食」に絞りたいとお話しましたが、
それではこのままのサイトじゃ、あまりにも中途半端だということで、
もっと「食」を前面に出した内容・デザインに改訂している次第です。
今月なかば、もしかしたらもう少し早くお目見えさせる予定ですが、
なにせ私のことですので・・・いえいえそんな弱気でどーするの!
diaryはこのまま継続しますので、今後ともご贔屓にお願いします♪

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