2002年9月 ジョアン ハリス著 ショコラ完読!

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02 / 9 / 30 / mon
突然主人が水曜日の夜、38.5度の熱をだしました。
風邪をひいてしまったのかしら・・・。
案の定、扁桃腺を腫らしてしまい翌日も熱はまったく下がりません。
会社も欠勤し、市販の薬を飲んで安静にしているものの
熱は下がるどころが上がるいっぽう。
木曜の夜、とうとう39.6度になってしまい、
恐ろしくなって慌ててタクシーを呼んで救急病院に行くことに。
診察の結果、体力が弱っていてそのため菌に負けたらしい。
熱の方は薬ですぐに下がったものの、風邪によるゲーリー(下痢)がひどく
何か食べるとすぐにトイレに直行する始末。
これは風邪の菌によるものなのでゲーリー止め薬を飲むと
菌がそのまま腸の中に留まったしまうことになるらしく
自力で直すしかないのだそうです。
とはいえ、液状ゲーリーがそう簡単に治るはずもなく、
今ごろ電車の中でキュ〜となってるのではないかと
想像するだけで冷や汗タラ〜〜〜〜〜〜。

熱で唸ってる主人を横目にパソコンを立ち上げるわけにもいかず、
そのためずっとパソコンに触れない毎日。
でも、おかげで前から読みたかった「ショコラ」を完読することが出来ました。
思ったとおりの素敵なファンタジーにしばし夢見ごごち。
こうなったら映画も観なくちゃ!で、今日さっそくビデオを借りに行きました。
明日観る予定です。たのしみ♪たのしみ♪
ほかには「バニラスカイ」「ハート・オブ・ウーマン」なども。
新作のため明日返却予定の「アメリカン・スィートハート」を
優先して観たんだけど、あまりにつまらなくてがっくり。
豪華キャストが揃っているのにナゼこんなにテンポが悪いの?
でもキャサリン・ゼタ・ジョーンズが魅力的なので、それだけで満足しよう。
5年ちかくレンタルビデオをお休みしていたので、
久しぶりにビデオ屋に行くと観たい作品だらけ。
しばらく映画漬けになりそうです。
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02 / 9 / 24 / tue
連休中、念願の鎌倉に行くことができました。今回は北鎌倉駅で下車し、円覚寺→明月院→建長寺→鶴岡八幡宮のコース。前回来たのは5月はじめで、初夏を思わせる気候の時。今回は少し暑さ残っているものの、しっかり秋の気配でした。同じ場所といえ季節ごとに感じるものがそれぞれ違うのが面白い。

源頼朝墓
頼朝の墓を観て帰ろうということになった。小さな鳥居のある石段を登り切ったところに建てられた高さ2m弱の石塔で、大蔵幕府跡を一望できる場所に祭られている。周囲には墓守りをするように高い木々が生い茂り、陽が差さないためとても暗く、なんとも寂しい。鎌倉幕府を築いた征夷大将軍のお墓というにはあまりに簡素なたたずまいなのが意外でした。
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02 / 9 / 21 / sat
TVでスピルバーグのデビュー作「激突」が放映されていた。
この映画いままで何度観たかしれないけど、やっぱりまた観てしまう。
そして今回も初めて観るような新鮮な刺激を覚えることができた。
ずっ〜とむかし、スピルバーグは大好きな監督だった。
ある時期から「もう勘弁」と思わせるようになった。
もう一度原点に戻れとは言わないけれど、
ハリウッド的ではないシンプルな作品をまた撮ってほしいな。
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02 / 9 / 18 / wed
日朝の国交正常化が動き出しました。
拉致問題は悲しい結末を向かえてしまいましたが。
先の戦争のことは歴史上揺るがない事実ですが、
私にとっては生まれたときから終わったことでした。
傷はいたるところに残っていましたが・・・。
でも実際は、今日まで終わっていなかったのかもしれない、
今が本当の終わりの時かもしれない、
という事実・現実に少し驚きと戸惑いを感じています。

私の親達の世代は幼いながらも実際に戦争を体験しています。
その人達に被害者でもあり加害者でもあるあの時代を
客観的に伝えるという作業は無理だったのでしょう。
だからこそ、たくさんの情報の中で生きてきた私達が、
あとの若い世代に正確な事実を伝えなければいけない責任を感じます。
子供達の口から差別的な発言が出たとすれば、
自分たち親世代の戦争に対する無感心が原因でしょう。
そのためにも、歴史の光と影に消化不良をおこしている私自身が、
まず冷静になれということを問われているような気がしています。
(実は食べ過ぎで消化不良・・・ ^-^; )
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02 / 9 / 17 / tue

掘河屋野村金山寺味噌/
成城石井

塩分があまり強くない
マイルドで自然な味。
私のなかでは「金山寺部門」
堂々の一位です。
当分これにハマリそう。
せっかくの連休にもかかわらず、
毎日お天気が悪かったので、
結局どこにも行けませんでした(涙)
来週の連休はぜったい鎌倉に行きた〜い!!!

近所に産地直送がウリの
卸し売り価格のスーパーがあります。
新鮮で安いためかなり遠方から
人が押し寄せるみたいです。
ただ、モノの良し悪しは素人には
簡単に判断できるものでもないので、
たまに失敗することもあります。
今回の賭けはきゅうりでした。”10本で198円”
期待はしてませんでしたが、やっぱり負けでした。
毎日手を替え品を替え食卓に出すのですが、
素材の味が今ひとつなので、
なかなか箸がすすみません。
そこで思い出したのが「金山寺味噌」。
味噌を生のきゅうりにつけるだけのものですが、
あら不思議!死んでいたきゅうりが口の中で
みずみずしく息を吹き返したのです。
あまりに美味しいのであっという間になくなって、
残すところあと2本になりました。
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02 / 9 / 13 / fri
忙しくてアップできなかった、ここ最近食べたスイーツを
一気にご紹介いたします。よだれ流さないでね。


レアチーズケーキ

ごまプリン

さつまいものきんとん

KOSEN (こうせん)
おみやげにいただいた、繊細で美しい和のケーキです。
麻布の和食店「光仙」が「懐石料理をお出しした最後に召し上がって
いただく料理」をコンセプトに手掛けた和のデザート。
甘党には少し物足りなさが残るくらい、すべてに甘みを抑えたシンプルな味わい。
ダイエットにもってこいのデザートです。
東京都渋谷区渋谷2-24-1 東急東横店フードショー内

A Cup of Tea
この日は横浜に買い物に出かけました。
そして横浜に行くと必ず利用する英国式の本格的なティールーム。
ここのホームメイドスコーンが激ウマなのです。
あつあつのスコーンにクロテッド・クリームと
好みのジャムをたっぷりつけていただきます。
サクッとしてシットリ、絶妙な食間。
このお店はここ一店舗しかないのが残念です。
神奈川県横浜市西区高島2-16-1 ルミネ横浜 7F
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02 / 9 / 10 / tue
りりさんに教えてもらってからというもの、
ずっと頭から離れなかったこのプリン
やっと念願が叶い食べることができました。
フィリップ・マーロウらしきイラスト入りの、
200ccの大きなビーカーに入っています。
なめらかでしっとりの本格派焼きプリン。
どれもこれも息が止まるくらい美味しかった!
(感動した!・・・)
横浜そごうの地下2階の洋菓子売り場
(手前左)カスタードプリン
(手前右)北海道フレッシュ
     クリームプリン
(奥)黒みつのプリン
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02 / 9 / 12 / tue
昨日9月11日は、いろんな”セプテンバー・イレブン”
のTV特集が組まれていました。
その中のひとつに、唯一どこにも激突せず墜落した
第4のUA機のハイジャックの模様がはじめて明かされました。
乗客が最後に家族にかけた電話の数々から推定し
編集された話なため、かなり信憑性のあるものでした。
自分達以外の飛行機も自爆テロに乗っ取られ、
次々にビルに激突している現状を知った乗客達。
絶望の中にいながらも、この機だけはどこにも突撃させないため
テロと戦う決意を家族に言い残して電話は切れたそうです。
その後、地上に一人の犠牲者も出さずに墜落していきました。

もし、自分がその立場に立たされたらなにができるだろう、
どんな行動を起すだろう・・・。
人の命の弱さ・はかなさを思い知らされるとともに、
人間の精神の強さや尊厳を知らされるエピソードでした。
こういう話を聞かされると、なにかに試されているようで、
じっとしていられなくなります。
なにがすべきことがあるのではないか?
私のその日が来る前に。
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02 / 9 / 4 / wed
ニュースではその日は姿を表さなかったと言われてたけど、
じつは私、たまちゃんを見たかも知れません。

8月30日の夜8時ごろ、鶴見川の橋を渡っていたときのこと、
よくニュース映像で写しだされる橋下駄のあたりに、
サッカーボール大の何かが頭を出しているのが見えました。
それは明らかに「浮いている」のではなく「水面から出ている」のです。
暗いにもかかわらず、そばの川岸には20〜30人ほどの人がいました。
みな同じ方向をみつめていたので、やはりたまちゃんだったと思います。
水かさが増していたので頭だけが見えたのでしょう。

暗い川面で一筋の光に照らされたたまちゃん(頭だけだけど)は、
とても幻想的で、アンデルセンの人魚姫を連想させました。
何を想ってそこにいるんだろう?はぐれたお母さんのこと?
それとも今日逃がした魚やエビこと?(見たんか?!)
私の中の哀愁のたまちゃんシルエットは
いつまでも消えることはないでしょう。
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02 / 9 / 2 / mon
ちょっと真面目に・・・。
9月になりました。
この時期になると嫌でも同時多発テロ事件の
恐ろしい記憶がよみがえります。
NYには主人のお友達が居ますし、10月にハワイ出発を控えていた
私にとっては遠い国の話でも、他人事でもありませんでした。
たまたま、あの飛行機に乗っていなかっただけ。
たまたま、NYで起っただけ。
そんな思いは今後ずっと消えることはないでしょう。

私は阪神大震災を大阪で体験しました。
神戸寄りのところに住んでいたため、かなりの揺れを感じました。
実際それは揺れとは言えず、叩きつけられるような感覚で、
何度も身体が宙を飛び、仕事部屋の重いコピー機や机や
コンピュータなどがみごとに散乱してしまいました。
生まれてはじめて「死」を意識した瞬間。
停電のためその数時間後にようやく事態を理解できたときは、
TV画面を見ながら、ただただ涙が止まりませんでした。
さっき起きたことへの新たな恐怖、それと何よりもショックなのは、
あの瞬間に神戸では何千人もの人々が亡くなっていたこと。
人生の終わりがこんなにも突然にあっけなくやってくることへの喪失感。
その後、自分のマンションが建っているコンクリートの地面が
大きく盛り上がり、数カ所に地割れがはいっているのを見たときは
震えが止まりませんでした。

重い話になりましたが、「死」と背中合わせで存在する「生」というものを、
毎日もっと切実に感じていたいと思います。
変わりなく過ごす毎日ですが、明日訪れるかもしれない「死」を意識して、
瞬間を大切に生きていくことを忘れない努力をしたいと思います。
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