2002年11月　 i macが我が家にやってきた！

このところビデオ三昧しています。
昨日はトム・ハンクス主演の「キャスト・アウェイ」を観ました。
仕事人間の主人公が飛行機事故により一人無人島に流されてしまい、
奇跡的に生還出来たときには人生観がすっかり変わっていた。
ありがちなストーリーだけに、まったく期待してなかったけれど、
それが案外とおもしろい作品だった。
特に後半の故郷に戻ってからの場面は、ドラマチックに描かれることなく、
ある意味残酷であり、それがいかにも人間的というか現実的で説得力がある。
人生そう簡単にいかないよね。
喪失感の大きさだけ得るものも大きい、と説教臭くなることなく、
観る側にしっかり感じさせてくれる静かで深い作品でした。

夜は夜でまったく眠ることが出来なくて、諦めて TVの深夜映画を観ることに。
ケビン・コスナーの「メッセージ・イン・ア・ボトル」。
妻を亡くした男と夫の裏切りで離婚した女の大人のラブストーリー。
傷心の二人が惹かれ合い、生きていくことに希望を見出したときに不運が・・・。
ロマンティックに盛り上げて、うまく騙してくれるのが恋愛映画の醍醐味。
でもこんなチンケな演出じゃ、騙されようにもシラケるばかり。
ケビン・コスナーファンのためだけに作られた作品なんだろう。

しかし、しかし、それより何より最高におもしろかったのが、
映画の終了後、アナウンサーが少しだけ解説というか感想をいう
場面があるんだけど、これがなんとも傑作。
あの「とくダネ」でいつも小倉さんの隣にいる佐々木恭子アナが、
（朝の顔を深夜に見るというのも不思議な感覚・・・。）
「こてこてのラブストーリーにぐったりしてしまいましたね。
あの二人、もし結ばれたとしても（悲恋で終わるから）
決してうまくいかなかったんじゃないでしょうか。（鼻で笑う）」
な〜んて、身も蓋もないことをズケズケと言ってしまうの。
朝はフォロー役に徹している彼女のお言葉だけに、なんとも痛快！
局アナにこんな鮮烈なコメントを言わせてしまうフジTVもあっぱれ！
最後の1分が映画本編を超えてしまいました。

i mac搬入4日目。
まだまだ以前と同じ状況で作業することができません。
デジカメが繋げない！ADBポートがなくなっている・・・。
と、ひとつひとつ挙げていくとキリがないのでやめときます。
嬉しい発見や、嬉しくない発見が入り交じって、
常にシンプルな頭の中が今はちょっと複雑化してるみたいです。

この前シャンプーしているときのことですが、
なぜかいつもより泡立って、なぜかいつもより髪がごわつくの。
？？？じっと考える間もなく、ついさっき自分がした行動が
フラッシュバックのように頭をよぎる・・・・。
たしかポンプからシコシコと液を出したよね、
でもシャンプーはポンプタイプじゃない！

ギャ〜〜〜〜〜！！！

シャンプー液だと思って頭につけたのは、
実はボディシャンプーだったのです。
慌てて洗い流し（もうしっかり洗っていた）
いつもの2倍くらいのトリートメントをつけたわよ。
乾いてみるとなんてことなかったけどね。
とにかく毎日ボケの連続。
この先どこまで続くのか・・・（涙）

この連休は風邪が治りきらないこともあり、
家でレンタルビデオ鑑賞することにしました。
ピザを注文して徹底的にビデオ鑑賞体勢に入るのも
たまにはワクワク楽しいものですね♪
とは言っても私の好きな映画ではなく主人が選んだ映画ばかりで、
日頃観ないジャンルばかりを観せられたことになりますが・・・。
「パニックルーム」「マトリックス」「ホワット・ライス・ビニース」の3本。
猫に小判と言うか、私にはいまいちピンとこないものばかりでしたが、
かなりハラハラ・ドキドキさせられ面白かったです。