
● 摘みたての新鮮なお茶そのまんま
このケーキ、抹茶好きの人には堪らないと思います。まず、抹茶の香りが違う。オーブンで長い時間焼いているのに、こんなに青く若々しい香りが残っているのが不思議です。たった今、摘んできたような、なんとも新鮮な香りがするんです。そして、とっても美しい緑色。私も抹茶のパウンドケーキを焼いたことがありますが、なかなかこんなにきれいな緑色になりません。かなりの量の抹茶が入ってるのでしょう。でも、あまり抹茶を入れるとこんどは苦味が強くなってしまいます。それなのにこのケーキはほんのりとした苦味があるだけ。とてもまろやかです。これもオーガニック抹茶だからでしょうか。

● まるで抹茶を凝縮したような
そして、このケーキは少しほろほろしています。上の画像のように切り口からほろほろとこぼれ落ちます。これも抹茶の分量が多い証拠。抹茶には油分がないので、多く入れると結束の弱いほろほろとした生地になります。このほろほろした感じ、抹茶の粉そのもの。でも、口に入れるとしっとりしてなめらか。まるでお茶の美味しいところを凝縮させたケーキです。

● 素材の良さがまっすぐに伝わる
この抹茶ケーキはフレンチの巨匠・三国シェフのパティスリーマダム・ミクニのもの。三国シェフは素材の産地や安全性に厳しく、その素材の良さを最大限に活かすことを信条としています。このケーキも宇治のオーガニックの抹茶がふんだんに使われていて、新鮮な抹茶そのものを食べているような錯覚を覚えます。大げさなようですが、いままでの抹茶のケーキではあまり感じることのない、良い意味で意外性のあるケーキでした。

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