こぬれ広尾はその名の通り、広尾に店を構える人気洋菓子店。地元のマダムや芸能人をもファンに持つ有名店でもある。テレビで紹介されている場面を何度か観たこともあるし。しかも珍しく女性シェフのお店なのだ。そこの定番商品であり人気商品のチーズケーキを
ビッターズのお取り寄せスイーツで取り寄せしてみることにしました。
見た目もとてもシンプルなこのケーキ(チーズケーキだから当たり前)、さてさて、どんなお味なんでしょう?
「・・・・・・?」
おいし・・・・・? でも、なぜか頭の中に???がいっぱい。美味しくないわけだはないけれど、びっくりするとか新鮮とはとは対局にあるようなお味。強いていえば家庭の手作りチーズケーキのような味わい。まるで、自分で焼いたような・・・。いやいや、いくらイタリアの家庭の味を詠っていても、私の手作りと一緒なんて大それたこと言う私は、かなり味オンチ?(汗。
でも、もうひと味、なにかもうひと味あればいいのになぁ、と感じずにはいられない素朴すぎる味わいなのだ。
良質な素材を使っているんだろうな〜、とか、これがイタリアのママンの味なんだ〜、とか、自分で無理やり着地点を見つけないと落ち着かない。
「そんなに美味しいと思わない!」となぜ言い切れないのか?
それは、広尾のセレブに愛されている味だから。美味しいものを食べ尽くした人が選ぶケーキの味が分からないなんて決して認めたくないもの〜〜〜!
しかもキャンティや本場イタリアで修行したパティシエの味なんだから〜。
そこで、こう考えることにしてみた。
ファッションはいくら人気ブランドであっても好みじゃなければ身につけることはない。スイーツでもそれと同じで、いくら一流の味でも絶対好きだと思う必要はない。うん、納得?!(自分に言い訳しているのか?はたまた店を擁護しているのか?うんぬんかんぬん・・・)
人気のパティシエのスイーツはいろんな技巧を凝らしたインパクトのあるものとの決めつけがいけないのかも。なんの先入観もなく、たまたまこぬれ広尾の前を通りがかり、ご近所スイーツとして食べたなら、また違った感想を持てたかもしれない。
でも、決して店に気を使っているわけではなく、小さなお子さんやお年寄りがいらっしゃる家庭なら安心してお勧めできる、やさしい美味しさのケーキであることは確かです。