タルト・ショコラのマーブル模様に魅せられて
なんて美しいマーブル模様!!!
タルト表面の白と焦茶のマーブル模様に心がわしづかみに・・・。
スイーツを選ぶ基準のひとつに見た目があります。好みの器量のスイーツなら、味も好みかも? な んて思ったりします。単純なこじつけですが、直感は大事。都合よく主人の誕生日前だったので、 それにかこつけて注文することにしました。 それにしても、いつもながらケーキが届くまでのワクワクがたまりません。今回は味もさることな がら、このマーブル模様が楽しみで2重のワクワクが味わえました。
不器用で職人堅気のパティシエが創りだす芸術的タルト
実は、このタルトを作るラ・カンパネーラのケーキ職人&オーナーは、店を閉める決意をしたそうです 。売れすぎて、ケーキを作る時間がなくなってしまったから。でも、ケーキ作りの情熱を諦めき れなくて、人気スイーツショップ「横浜夢本舗」に販売の委託をお願いしたそうです。「横浜 夢本舗」はメーカーであって商社ではないので、はじめは悩みましたが、ラ・カンパネーラの素晴 らしいケーキに惚れ込んでいたこともあり、この才能を消えさせる訳にはいかない!との思いから 委託を決意したそうです。
この経緯も私がこのタルト・ショコラに興味を持ったひとつでした。商売下手なラ・カンパネーラ(ご めんなさい)のイメージは、この芸術的なタルト・ショコラにとって、プラスになっても決してマイナスにはな りません。食べる前から私の中では、すっかりストーリーが始まってました。
期待に負けない驚くほどのなめらかさ
さあ、いよいよタルト・ショコラが届きました。箱を開けるとき期待感はピークに達し、すでにハードルはたか〜いところに!大丈夫か?!
生で見る実際のタルト・ショコラも、期待通りの美しいマーブル模様。でも思ったより少し小ぶりでした。とはいえ、間違いなく記載通りの15cmでしたが、イメージが大きく膨らみすぎて、巨大化してたみたいです。ただ、ひとくち食べてみて、その不満は消えてしまいました。とてもとても濃厚なのです!小さな一切れなのに充分な満足感。
一番外側はココア入りのタルト生地の「パートシュクレ」。そして表面にはチョコとホワイトチョコのマーブルも模様。そのすぐ下にはなめらかなミルクチョコの「ショコラ・クレーム」。そして一番下は生チョコを思わせる濃厚な「ショコラ・フォンダン」。
それぞれを個々に食べても充分な美味しさですが、それらが相まったときの絶妙な美味しさときたら・・・。さすが計算しつくされたプロの技です!濃厚なチョコレートケーキは途中でクドさが出てきたりしますが、このタルト・ショコラは濃厚でいながら、すごくなめらかであと味もさっぱり。それでいて充分な満足感があります。高い期待に答えた、私好みのチョコレートタルトでした。「横浜夢本舗」の人気ケーキと同梱できるのも嬉しいです。
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