熊谷のサクサク絶品ミルフィーユ「ナチュラ・テール」

店内に入ると焼きたてのシュークリームやパイが目に入りる。じつはこれらはまだ完成品ではない。注文が出た時点で目の前でカスタードクリームが入れられる。このコーナーはオープンキッチンになっていて、自分の注文したものが出来き上がっていく様子を見ることができる。ちょっとしたことだけど、こういうのってワクワクして楽しい♪

今回購入したのは、シュークリームとミルフィーユ、ロールケーキの3点。それを友達の家に持ち帰り、4人で試食会がはじまった。ロールケーキはしっとりとして、でもしっかり弾力のあるもの。生クリームだけのシンプルさが生地の美味しさを際立つ。シュークリームにはたっぷりのカスタードクリーム。空洞がまったくなし。クリームが入っていなかったためシュー皮に水分が沁みていないためパリパリ。カスタードクリームとのバランスもすごく良い。シンプルなお菓子だけにこのバランスが大事だ。

いちばん驚いたのがミルフィーユ。ミルフィーユと言えばパイとカスタードが層になったもの。でも、ここミルフィーユはパイの中にカスタードを詰めたもの。やはりこちらのクリームも隙間なくぎっしり。そして、そして、パイ皮が驚くほどパリッパリだ。パイの一枚一枚が薄く繊細なので、おどろくほど軽い。もちろん味はしっかりミルフィーユ。カスタードも甘さ控えめだけどしっかりコクがあり、パイとのバランスが絶妙。ほんと美味しい！もっと驚くことに、これで1個たった130円。これが都内で売られていたらいくらになるか？・・・・・なんて計算したりして。

ちなみに、4人のそれぞれの一番は、ロールケーキ1票、シュークリーム1票、ミルフィーユ2票に別れた。要はすべて美味しかったということだ。（2005/7）