箱根のホテル　｜　強羅　｜　ホテルマロウド箱根

箱根に行こう！そして、楽天トラベルで見つけたのがこのホテルマロウド箱根。ホテルで直接予約すると10,800円のプラン（セレクトディナープラン）が、楽天トラベルなら9,850円とかなりお値打ち価格。時期的に最安値で、同じプランでも時期が違えば15,650円になってしまう。よし、このホテルに決まり♪

ホテルは欧米風リゾートホテル。オープン当時はさぞステキなホテルだったろうに、現在は完全にリノベーションされていないせいか、少し古臭さを感じる。でも、掃除は行き届いていて清潔なので不快感はない。それに、ホテルに一歩足を踏み入れたとき、正面の大きい窓から美しい箱根の山並みが目の前に広がる。このロケーションだけでも充分なように思える。

ツインルームの小さい窓はロッジを思わせて、そこから見える山並みは格別。
そして何より驚いたのは部屋の広さ！ベットの前の足元の部分に広い空間があり、ゆったりと寛げる。もしここにソファーが置いてあれば、これだけの開放感は味わえないだろう。ベットに腰かければいいので、ソファがなくてもぜんぜんOK。
あと、ユニットタイプながらバスとトイレが広い。右の画像のように便座の前の空間がゆったり。きれいに改装もされたいて清潔感バッチリ。シャワートイレなのも嬉しい。

大涌谷が源泉の温泉は、規模は小さいもののとてもゆったりできた。平成14年にリニューアルされている。今回は主人と二人旅なので、温泉ではそれぞれ一人ずつ。貸し切りできる家族風呂がないので、見知らぬ人と同じお湯に浸かることになる。実は私はこれが苦手。お風呂に入るときは女友達と一緒の方がありがたい。
幸いなことに5人ほどいた先客はタイミングよく私の入浴と共に完全に入れ替わった。だから温泉には私ひとり。こうなればなったで、ちょっと寂しい。でも、気持ちのいい露天風呂に入ると、そんなことも吹き飛んでしまう。湯船でのぼせやすい私には、頭が寒く体が暖かい露天風呂が理想的。体の疲れやサビが溶けていきそう。

このホテルで一番楽しみにしていたのは料理。楽天トラベルのお客さまの声で、マロウド箱根の食事の評価が高いことからこの宿を選んだようなもの。

1階のロビーの奥にあるダイニングは、クラッシックなフレンチレストランの趣き。落ち着いた大人のムードです。席に案内されてイスまで引かれ、安い値段で泊まってるのに優雅な気分にさせてもらって恐縮です。
ディナーは浴衣厳禁。この席に着くまでそれには納得いかなかったですが、今は素直に頷けます。このロマンティックなムードの中で浴衣では気分半減。それにフレンチに浴衣がと袖が邪魔になって食べにくいし。

セレクトディナーのセレクトとは、魚のプレート・肉のプレート・デザートを数種類のメニューからセレクトできるから。魚のプレートは迷わず伊勢エビのグリルを選び、肉は豚肉（ブランドは失念）とプラムのソテー、デザートはナッツのヌガー。すべて料理名を忘れてしまいましたが、もう少しステキなネーミングでした。料理はすべてが満足いく美味しさ。ボリュームは少ないものの私達中年夫婦には適度な量。とはいえ、バゲットをおかわりしてしまいました。こ量が足りないからというよりも、とても美味しいバゲットなのでついもっと食べたくなってしまったのです。あと、グラスワインもとってもまろやかな味わいで満足でした。ちなみに、飲み物はプランには含まれてません。

温泉に入った後で喉が乾いていたので水をもらった。その水の美味しいこと！やわらかでなめらかで、いくらでもスルスル喉に入ってくる。この水は洒落たボトルに入れられていて、あとで調べて分かりましたが富士ミネラルウォーターというもの。ホテルの売店にも売られていました。ちなみにディナーで出されたものは無料です。もし車で行ってたなら、絶対に数本買って帰ったのに。楽天市場でも購入できます。
>> 富士ミネラルウォーター

そして、ホテルマロウド箱根で最後の食事になる朝食。大きい窓から見える山々を眺めながらの贅沢な食事です。まず、みかんを絞ったジュースが出されます。やさしい甘さが喉を通る心地よさ。ありきたりの飲み物じゃないのが嬉しい。
主食のリゾットにトマトソーズ＆温泉たまご、温野菜、クロワッサンがついてくる。温泉たまごをリゾットに入れてつぶしながらいただきます。シンプルながら工夫があり、目と舌を楽しませるボーノな朝でした。
(2007/3)