パリの伝統のレシピそのままの絶品モンブラン「アンジェリーナ」

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アンジェリーナ

あんじぇりーな

パリの伝統のレシピそのままの絶品モンブラン


モンブランの発祥店と言われるほどモンブランが有名なアンジェリーナ。このモンブランの中毒者かなり多い。
プランタン銀座のサロン・ド・テ・アンジェリーナは有名ですが、ルミネ大宮にもサロンはなくケーキの販売だけですがアンジェリーナはあるのです。我家で愛飲しているコーヒー豆もルミネ大宮に売られていることから、この豆を買いに行くついでにアンジェリーナのモンブランを買ってかえるのが習慣になりました。

焼いたメレンゲの台に生クリームとマロンペーストで仕上げるフランスのスタイル。スポンジは一切使いません。

日本人向けのデミサイズはフランスオリジナルの半分ですが、それでもこれ1個をペロッと食べられるのは、よほどの甘党ではないでしょうか。私の場合、飽きずに最後まで食べることはできますが、そのかわりお腹いっぱいになって一食を抜くのが常。もはやデザートではありません。それくらいインパクトの強いケーキ。

日本のケーキは甘さ控えめなものが多く、近頃では「あんまり甘くなくて美味しい」が褒め言葉のようになりました。でも、甘いものが食べたいのに、甘くなくて満足するなんて、矛盾してる・・・? しかも甘くなくおまけに軽いため1個では満足できず2個も3個も食べてしまうということだってある。これってケーキ屋の陰謀? これでは本末転倒です。でも、アンジェリーナのモンブランは1個で充分満足できるインパクトと深さを感じます。ただ甘いだけのアメリカンなケーキとはまったく違う。スイーツの王道を行ってるのです。

甘いものと言っても、美味しくなければいけません。アンジェリーナのモンブランの巧いところは、ねっとり甘くて濃厚なマロンペーストに対し、中の生クリームがほとんど甘くない(もしかして無糖?)。甘くない生クリームって気持ち悪いと思いきや、乳脂肪分がかなり高くて、上質なミルキーさが際立ってます。そこにサクサクのメレンゲが絶妙なアクセントになり、この三位一体がなんとも言えない・・・しばし恍惚。甘党の心を鷲づかみにしてしまうのです。
注)以前、1個を食べきれず冷蔵庫に入れて翌日食べたところ、台のメレンゲが消えてなくなってました。解けて生クリームに吸収されたようです。味この変わらないけど、このサクサク感がなくなるとかなり寂しい。無理しても買った当日に食べきることをおススメします。

今回は珍しくモンブラン以外のスイーツも買ってしまいました。シュートリコロールと言って、3つシュークリームがつながった、なんとも魅力的なお姿。それぞれ別々だったら、きっと買っていなかったでしょう。もちろんクリームもチョコレート・バニラ・ピスタチオの3種。そこに生クリームが入ったリッチ版。こちらのクリームと生クリームはモンブランのものと比べるとかなりライト。しっかりと焼かれたシュー皮も本格的で、これぞシュークリームという美味しさでした。でも、モンブランのあとに頑張って食べたから(1/2だけど)、正直気持ち悪くなってしまいました。やっぱり欲張りは厳禁です。(2007/12)


アンジェリーナ ルミネ大宮店

住所:埼玉県さいたま市大宮区錦町630番地1F[MAP]
電話:048-649-6218
定休日:ルミネ大宮に準ずる
営業時間:10:00〜21:00
駐車場:あり


和食




高島屋



箱に入ったモンブランとシュートリコロール(上)モンブランの断面(中)甘党心をくすぐるシュートリコロール(下)
ランチメニュー
モンブラン
(デミサイズ)473円
モンブラン
(オリジナルサイズ)788円
シュートリコロール 683円
埼玉グルメブック
パリからのお菓子だより

フランスへお菓子の旅に出よう!小林かなえお菓子紀行。