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レストラン ア・レ・エズ
あ・れ・えす
● 家庭的な店内で気楽に洋食ランチ
とろっとろ玉子のオムライス |
住宅街の中にあるため、もし看板がなければここがレストランとは気がつかなくらい、普通のお宅のような店構え。しかも外観なら店に情報が分かるものは何もなく、看板にレストランと記されていなければ、カフェなのかフレンチなのかまったく検討がつかない。そんなくらい個性のない(失礼)な外見。その個性の無さがかえって気になる。と、いうのも道路側の窓には常にお客さんが・・・。案外、人気店なのかもね。
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さて、ある日のランチに満を持して食べに行ってきました。店内に一歩踏み入れるや・・・これまたビックリ! まるで近所のお家に招待されたようなインテリアなのです。実家にあるようなダイニングテーブルが並べられていて、思わず靴を脱がないといけないような錯覚を覚えました。
これって、イヤミでもなんでもなく、それくらいアットホームだということ。それは昭和30年代を感じさせるノスタルジックなアットホームではなく、平成元年ころの、ひと昔前のアットホーム。だから、ほんとに我が家にいるような気の張らない気分で食事ができる、というのが最大のウリかもしれない。
私の場合、外食というのはちょっとしたレジャー。どちらかというと高揚感を楽しみたい。おしゃれな店が良いということではなく、玄人の感覚を楽しみたい。そんなわけで、この店内に入るやいなや「やってしまった!(賭け負けた)」という感覚に陥ったのです。
でも、でも、味は決してアットホームではなかったのです。料理は余計なものが加えられていない薄めの味付け。ひとくち目はちょっと物足りないかな?と感じるくらいやさしい味。良い意味でアットホームを感じます。でも、家庭料理の域ではなく、なんとも洗練された洋食です。ふわふわの玉子がかかったオムライスはボリュームたっぷり。上にかけられたデミグラスソースもあっさりながら丁寧に煮込まれた手作りの味。見た目と違い、毎日でも食べられる(食べたくなる)後を引くような美味しさです。主人が注文したハンバーグも、やわらかくジューシーながら和風仕立てでなのであっさりと味わえます。
店のムードがアットホームすぎて、わざわざ外食するのにあえて選ぶ店ではないのが残念。でも、小さい子供連れだったり、この辺りに職場があって毎日ランチが外食など、なんらかの条件が揃えば、かなりの頻度で利用するであろう店でした。(2007/7)
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本日のおすすめ(上・中)豆と野菜のカレー950円(下)
ビーフシチュー 1,575円
黒豚料理 892円〜
地鶏料理 840円〜
グラタン 735円〜
牛タンシチュー 1,575円
ハンバーグ 840円〜
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