生桜えびのお刺身が味わえる熊谷の石臼挽き蕎麦処「蕎麦 藍」

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蕎麦 藍

そば あい

昼下がりに美味しいお蕎麦を食す


藍色ののれんをくぐると、和風で落ち着いたエントランスが続く。入り口へと続くこの小道が、味への期待を膨らませる。店内も品のある落ち着いた内装。まず目についたのは座敷にある低いテーブル。正座するとちょうどひざと同じ高さになる。少し低い気がするが、これが案外食べやすい。ちょうど囲炉裏で食事する、あの感覚かも。おかげで我家にいるようにすっかり腰を落ち着かせてしまう。

藍のご主人はまだお若いで、秩父の名店「こいけ」で修行した方だそう。師匠の技を忠実に受け継いだ蕎麦を、秩父まで行かずに味わえるのが嬉しい。まだ「こいけ」に行ったことのない私は、ちゃっかりここで体験させていただいた。

まずは静岡由比産の桜エビの刺身から。これは季節もので春と秋にしか食べることができない。ラッキーなことに、この日はちょうど期間の最終日。明日来ていたら、食べられなかったわけ。ほんのり甘く上品な桜エビと蕎麦の刺身に感激。

そして、良いタイミングで蕎麦が運ばれてきた。蕎麦の皮をそのまま惹いた黒い麺の"田舎そば"。心持ち幅広に切られた麺は、しっかりコシがありクセがない。これに薬味の静岡の生わさびと辛み大根を入れると、いっそう蕎麦の旨味が引き立つ。

つぎに家人が注文した石臼挽きそばにけしの実を入れた"けしの実そば"を拝借。麺が驚くほど白く透き通って、そこから顔を覗かすけしの実の点々模様。まるで芸術品のようだ。麺はしっかりしたコシと弾力があり、まるでコンニャクを食べているかのようなイキイキとした食感。こんなお蕎麦もあるんだ。

ひと箸ごとに慎重にゆっくり味わって食べた。一枚の分量が少なく、食べていくにつれ減ってしまうのが寂しい(当たり前)。次回は二枚食べるか大盛りにしよう。(2005/4)


蕎麦 藍

住所:埼玉県熊谷市中奈良1896-4[MAP]
電話:048-522-6654
定休日:火曜日(祝日営業、翌日休業)
定休日:毎月15日
営業時間:11:00〜15:00
17:30〜19:30(土・日曜のみ)
駐車場:あり

和食




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おしゃれな和のエントランス(上)桜エビの刺身(中上)田舎そば(中下)けしの実そば(下)
ランチメニュー
彩美 2,100円
友禅 1,575円
日替り刺身膳 1,260円
鰻とろ丼 1,050円
うな巻 1,260円
特製天丼 1,050円